2020年5月26日、杉山清貴と増田俊郎のユニットDa BudsによるYou Tubeチャンネル「Channel Da Buds」が開設されました。
杉山清貴と増田俊郎のユニットDa Budsとは
ふたりの共通点のひとつ“波乗り好き”ということから、オリジナル曲はゆるゆる系のサーフミュージックがほとんどです。
Da Budsは、1999年6月24日に大阪心斎橋にあるライブハウス「BIG CAT」にて初ライブを開催。
その初ライブは驚きの連続でした。オープニングは曲でもMCでもなく、なんとコント。[br num=”1″]
波乗りを終えた杉山清貴が部屋でくつろいでいる設定で、杉山清貴が「マッスーン、マッスーン」と呼ぶと、増田俊郎はサーフボードを抱えて登場。
このオープニングにより、会場にいるファンはDa Budsの方向性を明確に知らされることとなりました。
さらにライブ終盤では、故・桑名正博が乱入し「杉山、オマエ大阪住めや」などの発言で会場を沸かせ、最後は3人で曲を披露。笑い、笑い、笑いの連続だったDa Budsの初ライブ、現在も全国的に活動を続けています(コロナウイルスの影響でライブ日程は延期されています)。
なにが起こるか分からないDa Budsのライブ。おそらく決められているのは曲順ぐらいで、あとは杉山清貴と増田俊郎がその場でしか体験できない“空気”的なものを感じ取りながら進行しているのだと考えます。
“同じ波は二度と来ない”と同様に、一瞬一瞬の重要性をDa Budsのライブから学んだ方は多いのではないでしょうか。
Da BudsのCDが販売されている!?
Da BudsのCDの発売を待ち望む声は多く聞かれます。
ところが、杉山清貴は強引な方法でCDを発売したのです。なんと、杉山清貴自身のアルバム「Island afternoonⅡ」(2010年発売)と「Island afternoonⅢ」(2014年発売)に収録されている曲の約半分はDa Budsによるものなのです。
レコーディングは宮古島で行われ、ライブに等しくゆるゆる系が伝わる内容になっていて、「Island afternoonⅢ」のジャケットには「DA KINE OF DA BUDS」の文字が表記されています。[br num=”1″]
ちなみに「DA KINE」はハワイ語で「良い」、「最高」などを意味します。
さらに「Island afternoonⅢ」では、宮古島のミュージシャン下地暁と杉山清貴のデュエットが収録されているなど、まさに貴重なアルバム。
参考:杉山清貴の現在から過去までのアルバムやDVDなどの全リーリースアーカイブ
補足になりますがアルバム「Island afternoon」は7曲収録のミニアルバムとして1992年に発売され、レコーディングは杉山清貴が当時住んでいたハワイで行われました。
レコーディングにはハワイのロックバンドKalapanaが参加するなど、それまでになかったハワイ色の濃いアルバムに仕上がっています。
この「Island afternoon」には、杉山清貴らしいエピソードが存在します。
当時、杉山清貴はハワイに住んでいたこともあり、来る日も来る日も波乗りを楽しんでいました。しかし、「Island afternoon」のレコーディングを前に、鼓膜が破れ、音が聞こえなくなったのです。
鼓膜は数日で自然治癒して元に戻りましたが、レコーディングは約1ヵ月延期となりました。
「Island afternoon」に関するエピソードがもうひとつ。
当時の事務所の社長がアルバム「Island afternoon」の内容について聞かされておらず、勝手に好きなことばかりする杉山清貴に激怒したとのこと。
周りのスタッフは社長に忖度したのか、社長が指示したかは定かではありませんが、「Island afternoon」の積極的な広報活動は行われませんでした。
杉山清貴と増田俊郎のユニットDa BudsのYou Tubeチャンネル
Da BudsのYou Tubeチャンネル「Channel Da Buds」にチャンネル登録してお家でもDa Budsを楽しみましょう!
Da BudsのYou Tubeチャンネル 「Channel Da Buds」はこちらからどうぞ