杉山清貴が考えた求められる変化と方向性

杉山清貴ライブMC | 「バンドツアー2015」in横浜関内ホール 2015年3月14日 Vol.05(最終回)

杉山清貴:「ありがとうー。“Midnight Confusion”恋にナイフを、これはね、わたくしの3枚目のアルバム“Kona Weather”ってアルバムあるんです、あっ、どうぞお座りください。立ったり座ったりというのは大事ですね。はい、この“Kona Weather”っていうアルバムは、それまで1枚目“Beyond”、そして翌年“Realtime To Paradise”と、わりとこうシンセ、シンセサイザー、キーボード楽器をメインにアレンジされているアルバムなんですけど、僕はギターの音が好きで、ギターリストのアレンジャーに編曲やってもらいたいなぁと思って、そして芳野藤丸さん、鈴木茂さん、松下誠さんという3人のギターリストの方にアレンジをお願いして、それぞれの個性がでててこれも面白いんですけどね、この曲はね“Midnight Confusion”は芳野藤丸さんがアレンジしてくれました、懐かしいなという思いがありながら今やっても新鮮でね、やっぱりかっこいいなという思いがございます。」




杉山清貴:「さぁ、いろんな楽曲を作り、そしていただき作品をどんどん作って気が付けばもう30数年経つわけでございますけども、時代と共に表現する音楽は変わってきます。これは自分が変わるわけではなく、時代が変わって、そして求められるものが変わると、やはり作品の行く先も変わるわけで、ただ僕の場合は、あまりそういうところにうまく乗れない人なので、自分のやりたいことはココなんだなぁ、ということでずっとやっているわけですけれど、やはり昔から言います通り、唄は世につれ世は唄につれ、その時代の世相に合わせた感じの曲がやっぱりヒットするわけであります。」




杉山清貴:「え~80年代の曲を今聴くとやっぱりそうだと思うんですけど、歌詞が非常に80年代です。いわゆるキラキラしてます、心ひとつひとつがね。そんな時代を通り越して90年代に入る頃、また世の中の世相が変わって、アメリカの空気が変わってきて、何か戦争モードになってきたりだとか、ほんとに目まぐるしく変わっていくわけですけども、さぁ、唄という、まぁ歌詞という世界で考えますと、やっぱり今唄った80年代の頃の歌詞というのは、最初に言ったように、小説のようだったり、映画のよううであったり、そしてほんとに身の回りに起こっているような、だけど手が届かないような憧れがあったり、そういう唄がとても多かったですね。僕の唄でもわりとシチュエーションとして多く出るのが、雨でございます。こんな雨の日、ちょっとした出来事がありました。聴いてください、“僕のシャツを着てなさい”。」

杉山清貴:「どうもありがとうございました。1994年のアルバムから“Add Water”から“僕のシャツを着てなさい”、とても男の唄です。なかなかいないよ、こういうヤツは。」

会場:笑い

杉山清貴:「わたしぐらいだと思います。ハッハッハッハッハッ。」

会場:笑い

杉山清貴:「笑いが怪しい。え~、軽くね、振られてしまったひとりの友達が訪ねて来て、病んだ心をなんとかしてくれと言われても、そうはいかないんだよ、そんな男がですね、それから何年か経ち、振られてしまった彼女も新しい出会いを見つけ、新しい生活を始め、その時、彼はそっと恋の唄を捧げたという、美しい流れができあがりましたね~。」

会場:拍手

杉山清貴:「さぁ、今回のテーマ変わるをひとつのキーワードとして、いろんな曲をもってきましたけどもですね、1曲でも皆さんの心に残れば嬉しいかなと思います。まぁ、変わるといっても、さっきも言いましたけど、ほんとに1日の中にいろんな選択があるんだと思うんですよ。気が付かないうちに自分でちゃんと全て選択しているんだなということに気付くと、じゃあこれからもちゃんとした選択をしていこうという気持ちになります。そして、そうすることによって、自分のこれから先の道が美しくピシッと進むわけでありまして、誰もがその選択を意識することができれば、みんな幸せになれるんじゃないかなぁと最近思うわけであります。」

杉山清貴:「では、ここから後半、ガツッと行きましょう。まずはですね、今回の企画にピッタリだと思います。林哲司さんと作りましたアルバム“Reunited”からですね、これは唄っていてもすごくワクワクしてしまう曲です。“Brand-New Day”から始めましょう。」

杉山清貴:「ドラムス今泉正義。」

会場:拍手

杉山清貴:「ベース角田俊介。」

会場:拍手

杉山清貴:「サックス、パーカッション後藤輝夫。」

会場:拍手

杉山清貴:「ピアノ、キーボード高瀬順。」

会場:拍手

杉山清貴:「コーラス、キーボード奥野恵。」

会場:拍手

杉山清貴:「ギター南明男。」

会場:拍手

杉山清貴:「杉山清貴でした。どうもありがとう。」

会場:アンコール拍手

杉山清貴:「今日はどうもありがとうございました。」

会場:拍手

杉山清貴:「バンドツアーは今日でラストでございますが、もうちょっと気候が変わってくると、毎年恒例の夏のお祭りがございます。日比谷の野外音楽堂。」

会場:拍手

杉山清貴:「今年は8月8日、末広がりの日程でございます。」

会場:拍手

杉山清貴:「え~、ここ数年天候が不順で、昔だったら夕立とか気持ちのいい雨だったんですけど、最近はもうたちの悪い雨が多くて、これもですね自然環境、そこに僕らは一緒についていかなければいけない、あーまぁーでも、皆さんの、そして我々のパワーでエネルギーですね、そういう悪天候も行ってしまえ~って感じにして行きたいと思います。よろしくお願いします。」

会場:拍手

杉山清貴:「今日は、今回のテーマは変わる、でお届けしました。え~、さっ、アンコールではもうどうでもいいです。テーマなんてね。皆さんと一緒に楽しくいきましょう。わたくしが、今こうして唄を唄っていることができるのは、この楽曲との出会いです。“Summer Suspicion”。」

杉山清貴:「どうもありがとうー。2年前にデビュー30周年を迎えて、この曲でデビューしたんですけど、来年、今度僕はソロ30周年ていうですね。」

会場:拍手

杉山清貴:「周年ばっかりやってもしょうがないんですけど、一応記念ということで来年は30周年になります。では、そのソロ一発目の曲で行きましょう。“さよならのオーシャン”。」

杉山清貴:「どうもありがとうー。」

会場:拍手

杉山清貴:「ドラムス今泉正義。」

会場:拍手

杉山清貴:「角田俊介。」

会場:拍手

杉山清貴:「後藤輝夫。」

会場:拍手

杉山清貴:「高瀬順。」

会場:拍手

杉山清貴:「奥野恵。」

会場:拍手

杉山清貴:「南明男。」

会場:拍手

杉山清貴:「ほんとにどうもありがとうございました。」

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