杉山清貴ライブMC | 「バンドツアー2015」in横浜関内ホール 2015年3月14日 Vol.01
杉山清貴:「こんにちは、ようこそいらっしゃいました。2015ツアー最終でございます。」
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杉山清貴:「ありがとう。少しは年を考えて動いた方がいいよってよく自分言うんですけども、しかし、地元に来ると変なパワーがね、そうさせるんですよ。そんな訳で大好きな地元でのライブでございます。皆さんも楽しんで今日はね、目一杯パワーを持って帰っていただきたいと思います。最後までよろしく。」
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杉山清貴:「ではこの勢いで最高のメンバーを紹介しましょう。ベース、バンマス角田俊介。」
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杉山清貴:「サックス、パーカッション後藤輝夫。」
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杉山清貴:「ドラムス今泉正義。」
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杉山清貴:「ピアノ、キーボード高瀬順。」
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杉山清貴:「コーラス、キーボード奥野恵。」
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杉山清貴:「ギター南明男。」
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杉山清貴:「じゃあここで20分の休憩に入りたいと思います。」
会場:笑い
杉山清貴:「どうぞお座りくださいませ。脱ぎますから、暑いよね。・・・皆さんお行儀いいですね。静かですね。え~、とにかく最終日というのは、あっという間に来てしまいます。冬をバンドツアーで北から南へ走っていける、そんな感じでございますけれども、今回、ど頭からすっ飛ばしてしまいましたが、こういうすっ飛ばし方はせいぜい40代ぐらいでやめといたほうがいいと思います。」
会場:笑い
杉山清貴:「一応経験するとね、経験値が付きますから次からやんないよと自分で納得するわけですが、ステージというのは面白いもので、ほんとに上がってしまうと魔物がおります。それは皆さんからのパワーだと僕は最近思うようになってます。さっ、え~ここんとこ数年、バンドツアーといいますと、アルバムリリースがあってそれを表現するツアーというのが流れなんですけれど、それとちょっと時期がずれてしまうと、そのツアー用に選曲をするという、非常に過酷な作業が待っておりまして、ここ数年は例えば皆さんからリクエストを募りそれに合わせて上位ランキングをつけたりとかですね、あとはずっと一緒に廻ってくれているスタッフからのリクエスト、そういう曲で構成しておりましたが、さあ今年はどうしようかなと、やっぱり早いうちから考えておかないといけないんですけれど、どうもイマイチテーマみたいなものが見つからずにいまして、昨年のクリスマスライブのリハーサルをスタジオでやっていた時に、舞台監督にですね、なんかないすかねぇ~、テーマとかアイデアない?僕はもう素直ですから、自分で分かんないことはすぐ人に振ってしまいます。」
杉山清貴:「わりとど頭からイケイケってあまりないですよね、しかもあまり最近やってない曲って言って“かわるさ”という曲を出してくれまして、あっこれは面白いな、この展開から変わるということをひとつテーマに曲を構成したらどうかと、まあ僕も去年55ちゃいになりまして、だんだんと大人の階段を赤いちゃんちゃんこに向けて一歩一歩歩き出すわけですけれども。」
会場:笑い
杉山清貴:「やっぱり変わることを恐れずにいたいなと、逆に変わることを楽しんでいきたいなと、思ってます。変わると言っても生活が変わるとかそういうことではありません。例えば朝起きて味噌汁を飲むのかコーンスープを飲むのか、それによって1日の気分が変わるようです。夜になって日本酒にするのか焼酎にするのか、それによって2日酔いの限度が変わります。」
会場:笑い
杉山清貴:「そんなちっちゃいことでいいんですね。そういう変わるということをひとつひとつ探してきまして、過去の作品から最近の作品まで選んできました。ということでオープニングは“かわるさ”、まさにそのままです。そしてそれと同じテーマでですね、1989年のアルバム“Here & There”より“Here & There”、まさに僕が30の年で何か20代と違うことをやりたいという思いがあって、作ることとなったかなり思い入れのあるアルバムです。その“Here & There”より“Here & There”を聴いていただきました。」
杉山清貴:「これからもどんな変わるとか、そういうメッセージを届けるか分かりませんけど、なんか1つでもそのメッセージを受け取って帰ってもらえたら嬉しく思います。さぁ、次にですね、ここからは4曲喋らないで行きます。喋ると結構疲れるんですよ。」
会場:笑い
杉山清貴:「えーとー、さっき言いましたアルバム“Here & There”からですね、ほんとにやってなかったなぁ、今までライブでなぁ、という曲なんですけれど。終わってしまった恋、それをまた取り戻しに行くという、雨の中を突っ走って行く非常に力強いラブソングでございます。まずは、“Stormy Nightの向こう側”という曲から聴いてください。」