2000年に杉山清貴がテレビ出演したフジテレビの「SMAP×SMAP」、そこでは意外な裏話があったと当時杉山清貴のマネージャーを務めていた井上貴夫氏が話しています。
杉山清貴の「SMAP×SMAP」出演の話が成立したのは10月初旬くらいだったと思います。
色々スケジュールの調整がありましたが、関係各スタッフが多々調整を図ってくれて実現しました。
当初、収録日は10月の下旬の予定でした。
しかし、番組プロデューサーがOsean Side Company Tourの最終日、渋谷On-Air Eastに来て頂いた際に収録日が変更になったのです。
というもの、10月の下旬はSMAPの大阪ドーム公演があり、メンバー全員が集まれないとのことでした。
ただ、番組サイドも一度こちらのスケジュールを押さえている以上、変更は困難だと考えられたそうです。
しかし、On-Air Eastの終演後、ディレクターさんの方から、ライブを生で観て「是非、SMAPメンバー全員揃った形で収録をしたい」との要望があったのです。
勿論、こちらもその心意気に応える形で調整をし、翌日、返事をしました。
そして、事前に楽曲のアレンジの確認があるのですが、アレンジを担当しているのは、カジヒデキさんで、聞くところによると、カジさんのお姉さんが杉山さんのファンだそうでして・・・
そんなこんな、準備を完了して、さて当日です。
当日は収録スタジオに12時頃入り、セッティングをしておりました。
楽屋のモニターでスタジオ様子を観ていると、そこには朝早くから、スタジオ入りをして、ダンスや唄のリハーサルをしているSMAPのメンバーがいました。
ただでさえ多忙な人達なのに、入り時間はとても早く、しかも毎回に近い程、他人の曲を覚え、振り付けを練習しているそんな姿にただただ感動しました。
いざ、本番の時間が来て、スタッフ・メンバーに歓迎されつつ、スタジオに入りました。
何度かのリハーサルを経て、本番スタート。
さすがにみなさんプロ。
ほとんど完璧に思えたテイクですら、綿密な確認をして本番が終了しました。
On-Airでもわかる様にとても楽しいひと時でした。
杉山さんもSMAPのメンバーも大変、楽しそうだったのが非常に印象的でした。
エンドトークの部分は時間的なことで、かなりカットされていたのですが、本当は10分~15分あったのですが・・・かなり盛り上がっていましたよ。
香取慎吾さんは本当にハワイを愛しているらしく、とても杉山さんの話を興味深い感じで聞いていました。
木村拓哉さんはすごくクールな方ですが、とても温かい印象を持ちました。
中居正広さんはすごくおもしろい方で、気さくに杉山さんと話をしていました。
稲垣吾郎さんは僭越ですが当社のK氏にそっくりで、個人的には親近感をおぼえました。
草彅剛さんはテレビの印象とまったく同じで、優しい感じがしました。といった5人のメンバーのみなさんは各自、杉山さんの印象に残った曲やその曲のエピソードなどたくさん語っていました。
特に草彅さんは“君の休日”をとても気に入っていただいたらしく、CDをプレゼントした時にはとても喜んでいらっしゃいました。
今回はとてもすばらしいSMAPメンバーの皆様、そしてボーカリスト杉山清貴に感動したとてもすばらしい1日でした。