2018年6月5日、テレビ朝日系列「徹子の部屋」に杉山清貴は、南佳孝とともに出演しました。
画面右手に黒柳徹子、センターに杉山清貴、左手に南佳孝という配置でソファーに座り、ソファーの両サイドにはそれぞれギターが置かれていて、弾き語りが披露される予感でスタート。
杉山清貴のバンドマン魂
杉山清貴は杉山清貴&オメガトライブでデビューしてから35年、南佳孝もデビュー45年という記念の年とあり、懐かしの映像とともに「ふたりの夏物語」、「君のハートはマリンブルー」など、これまでのヒット曲を振り返ることに。
黒柳徹子が久米宏とともに司会を務めた昭和の大人気音楽番組「ザ・ベストテン」に常連のように出演していた杉山清貴は、「バンドマンとアイドルとは一線を置くべき」の考えで、共演したアイドルたちとはほとんど会話をしなかったというエピソードを披露。
杉山清貴の母親は美空ひばりとお友達
杉山清貴の母親・正子さんは、三味線、日本舞踊の先生をしていたことから、杉山清貴も子供のころは三味線を弾いていたとのこと。
三味線を弾くことが、どこか格好悪いと思っていた清貴少年は、小学5年生の時にギターに持ち替えることに。
また、地元が同じ横浜だった美空ひばりと母・正子さんとの親交は深かったようで、舞台で、美空ひばりが歌い、正子さんが躍っていたのを清貴少年は観賞しており、幼少期から音楽の感性が自然と磨かれていたようです。
映像では正子さんに抱かれる清貴赤ちゃんの写真など、当時の写真が紹介されました。
杉山清貴と南佳孝との出会い
南佳孝との出会いは、海好きの共通のバックバンドメンバーの紹介によるもの(おそらく有坂秀一氏)。
ふたりとも湘南に住んでいることから、初対面はお互いがボードを抱えていたそうです。
杉山清貴が毎年開催している野外ライブ「High & High」に、南佳孝が出演した時の映像が流れました(「High & High 2017」Blue Ray)。
そこで、黒柳徹子の悪気のない乱暴な進行で「それでは、ついでにふたりで歌ってもらいましょう」ということになり、昨年発売された南佳孝&杉山清貴のアルバム「Nostalgia」から「悲しくてやりきれない」が披露されました。
黒柳徹子の天然ボケに動じない杉山清貴
番組の後半では、いよいよ弾き語りで過去のヒット曲を披露することに。
既に杉山清貴はギターを持って準備万全の状態。
南佳孝はまだギターがソファーの横に置かれたままなので、最初は杉山清貴の曲であることは明白です。
黒柳徹子は、音楽番組の司会をやっていたこともあり、慣れた口調で曲紹介。
『杉山清貴さんから「ふたりの夏物語」、南佳孝さんは「スローなブギにしてくれ」を歌ってもらいます。それでは南さんからお願いします。』
ここでお笑いタレントならずっこけるところですが、さすが杉山清貴は動じず、何もなかったように透き通った歌声で「ふたりの夏物語」を歌いあげました。
杉山清貴と南佳孝が黒柳徹子に捧げた曲
この日のために杉山清貴と南佳孝によって作られた、黒柳徹子に捧げる曲を披露することに。
もちろん、黒柳徹子にはサプライズです。
作詞が杉山清貴、作曲が南佳孝で、タイトルは「トットちゃん」。
見事なハーモニーで歌いあげられ、黒柳徹子の瞳にはうっすらと光るものが・・・。
この曲は7月7日にEX THEATER ROPPONGI行われる、南佳孝&杉山清貴のライブで披露されるかもしれません。
インスタグラムには杉山清貴、南佳孝、黒柳徹子の3ショット
収録当日の杉山清貴、南佳孝、黒柳徹子の3ショットが、杉山清貴のインスタグラムにアップされています。