杉山清貴ライブMC | 「バンドツアー2015」in横浜関内ホール 2015年3月14日 Vol.03
杉山清貴:「ありがとうございましたっ。みんなそれぞれ個性をだしていただきました。“Spiced Rum”、なんかほっこりするような世界ですけれど。あまり立ちっぱなしもね腰に良くない。座りっぱなしも良くないですけどね。そして続けて“Honestly”、これは僕が50歳になった時に出したアルバム“Veteran”というふざけたタイトルですね、ジャケットもふざけてます。僕が酔っ払って書いたいたずら書きが、タバコをくわえているサングラスをかけたお魚でございまして、そんなのをジャケットにしてもらったりとか、そして今の曲は30周年の記念アルバム“I Am Me”から“045”という曲でした。」
杉山清貴:「この“Honestly”と“045”という曲は詩が松井五郎さんで、松井五郎さんとはポプコンも一緒に出て、それこそずっとリハーサルをしていた当時知合いまして、彼は詩も曲も編曲も全部手掛けてたんですけど、やっぱり断トツに詩が素晴らしくって、アマチュアながらいろんな人から詩を書いてくれと言われていたそんな人で、やっぱり成るべくして成りましたね、作詞家に。」
杉山清貴:「まぁ僕はほんとにその時は夢とかそういうものとして捉えて、やりたいこと、こういうことがやりたいんだというだけで走ってたんですけど、だんだんだんだんやっぱり夢が見えてくるわけです、デビューしたいとかですね、デビューしたらこういうこともしたいとかですね、夢に助けられて僕ら生きているわけでございまして、そんな夢を与えてくれたのも音楽だと信じています。さぁ、じゃあ今泉さん、ドラム今泉正義。」
会場:拍手
今泉正義:「こんばんは。あっ、こんにちは。」
会場:拍手
今泉正義:「自分が一番最初買ったレコードが、坂本九さんの“上を向いて歩こう”。」
杉山清貴:「いいですね~。」
今泉正義:「僕が21の時、ポプコンに出て、世界歌謡祭で一応武道館に出たんです。」
杉山清貴:「いいな~。出たかったもんな~。」
今泉正義:「僕行ったもんね。」
会場:爆笑
今泉正義:「それで、その時に司会をしてたのが、坂本九さんとジュディー・オングさん。それで、あの~、当然好きな人だったんで、サイン張を持ってね。」
杉山清貴:「サイン張~。」
会場:笑い
今泉正義:「サインしてくださいって言って、2ページに渡ってしてもらって、今でも“上を向いて歩こう”は大好きですし、飛行機の事故で亡くなられましたけど、今でもすごく大事に持っています。もちろん“青空が目にしみる”も大好きです。」
会場:拍手
杉山清貴:「今泉正義さんでした。」
会場:拍手
杉山清貴:「日本の曲で唯一アメリカのチャートでトップ獲った曲ですからね。さっ、高瀬順くん。」
高瀬順:「こんにちは。」
会場:拍手
高瀬順:「たぶん小学校1、2年に音楽の教科書に載ってたと思うんですけど、皆さんご存知の“翼をください”。子供心にこれはすごいいい曲だと思って、さっきの角田さんの話じゃないんですけど、何年か前に山本潤子さんのツアーをやっていたことがあって、その曲をやっぱり最後にやるわけですよ、で、高瀬さんもサビを一緒に唄ってくださいって言われた時に、やっぱりグッときましたね。」
杉山清貴:「どんな唄だっけ?」
会場:笑い&拍手
杉山清貴:「どんな唄だっけ?」
高瀬順:「この大空に翼を広げ飛んでいきたいよ♪という曲です。」
杉山清貴:「あ~、ありがとうございます。高瀬順でした。」
会場:笑い
杉山清貴:「え~、名曲もあるし、誰もが知っている曲じゃないけれども隠れた名曲、なんか変な言い方ですね、隠れた名曲というのもね、昔から言いますけども、そんな曲があってこんな曲に自分が助けらとかありますよね。あの~、最近、唄と言うものをずっと唄ってきて、ここ最近やっと唄が唄えるようになったなと思ってます。唄を唄うことはもちろん自分の中で歌詞とメロディーを消化して吐き出すわけですけど、吐き出す先がどこなのかなと一時考えてたんですけど、50を過ぎるとなんかいろんなことが、まぁ見えてくると言ったら大袈裟ですけど、あっこういうことなんだなぁと感じられる、今とても唄というものに対する気持ち、情熱がものすごく高くなっているわけでございまして、そんな私がですね、一発バラードを行きたいと思います。アルバム“Here & There”より、“空から降りてくる Loneliness”。」